池袋のシネマサンシャインにて
当日深夜、思い立ってネットでの入場予約駄目本でしてみる
席は後ろの方だったが予約できたので勇んで参加
客の入りはほぼ満員
司会進行にプロデューサーの石井さん
登場は押井監督のみ
監督のスタイルは相変わらずのネルシャツとGパン姿。ウェストポーチというかシザーバッグ?風のものを装着していたようですがなにが入っていたのかは不明(監督は携帯を持たない主義ですからね~)
以下イベントより(カッコ)内の文章ははんぷてぃのツッコミ、感想
世界観について
企画の問題として 例えば台湾やインドの映画にはその国なりの基 本フォーマットがある
もうひとつのヨーロッパ
原作者は舞台は日本のつもり→監督曰く「違う」
航空映画の作法にのっとる(聞き逃し「バトルオブブリテン」だったか)
舞台がヨーロッパか太平洋かでその作品ストーリーの方向性は大き く異なる
例えれば曇天と蒼穹。太平洋には第2次大戦のイメージに影響される(やはりゼロ戦?)
雲に隔てられている二つの世界。雲の下の地上と雲上の天界
天界にいるときに生きる実感、居れて2時間、最後には地上に帰ってくる、帰らずにはいられない。
生きて帰るか撃墜されるかの違いはあろうが
鳥ですらも巣、塒に帰る。
構造的に理解される世界
アイルランドには文化以前の世界がある(原始キリスト教とかケルトとか)
地理的移動でドラマが変わる劇中ポーランドにいくシーンのこと
新しい世界と新しいキャラクターそして、新しい展開そこで一線を越える二人
夜間飛行のシーンが監督のお気に入り
キャメロン曰く、ハリウッドはキャラクターありき日本は世界観ありき(この話は既出)
監督のオススメ、見所
キャラの配置 レイアウト
キャラは単体では描けない、機能しない、誰といるかが重要
3人(4人)の水素
複数の人間で1人を描く手法
主人公の過去、未来を表すキャラクターが入る
スカイクロラは突き詰めると3人の登場人物に集約される(ユーイチと水素とティーチャーそれ以外はそれぞれの補完的存在か)
例えばサンライズのガンダムとか
登場人物が次々と死ぬことで主人公の立場が明示されていくので ある
実写と違う、この手法はアニメでしか出来ない
描かれないティーチャー
イノセンス、攻殻でも使われた手法、ミラーイメージ
ポーランドの夜
短いシーンだが街中に花が手向けられているシーンがある(言われないとわからないようなシーンだが)
この場所で戦争で死んだ人がいるということ。ポーランドには町のあちこちに実在する(日本で言うと交通事故現場みたいなものか)
戦争の記憶を町に刻むということ、戦争の記憶に満ちた世界
戦争のイコン意匠シンボルに満ちた世界、そこにユーイチと水素が入る意味
上記のような仕掛けをカットごとに施すことで真実味のある世界の構築がなされる
石井プロデューサーによる見所のまとめ
・世界の転換
・水素あと2人(登場する女性すべてが水素の別面なのでは?)
・大きなイスとかの表現
質疑応答
「キルドレが誰もイヌをかわいがらないのは何故か?」
だれもかわいがらないように描写している、ちなみに登場するバセットは、雌3歳
イヌをかまうのは笹倉他整備士達、水素の妹瑞季、曰く待っている人
飛行場には犬がいる、そういう映画もある、パイロットとイヌは対である
至言「子供は犬をほしがるが、世話をしないものだ」
監督は週1ぐらいしか家に帰れないから愛犬ガブは結局奥さんの犬になってしまった
子供は自分でいっぱい、他者の世話が出来ない、他人を受け入れられない
ゆえに子供は恋愛をできない、待っているのは破綻
ゆえににスカイクロラという作品が存在した
(恋を経て人は大人になるのではないか?では、子供を産んだ水素は大人ではないのか?それが破綻なのか?)
「なぜ菊池凛子が選ばれたのか?」
(この質問は既出のような気がするが)
膨大なオーディション、選考、検討が行われた、しかしながら決定しなかった
プロデューサーの奥田がこの女優に賭けたいと思いたい女優ではないと言った(実写映画にありがちな女優主義では?)
ベテランにしろ新人にしろ思いを満たせる女優が映画には必要だ
あるスタイリストの仕掛けでファッション雑誌の対談があり菊池と対面、そのときの菊池の服が黒服であり、これが攻殻のラストの少女素子の姿であった(あるスタイリストの仕掛け?製作側の誰かの企てか?)
いつか撮ろうという女優と直感的に撮ろうと思う女優がいる
菊池はどこでも寝る女優(イヌ的!?)、普段メディア露出時にはハイヒールだがハイヒールは長時間履けるものではないので通常はスリッパを愛用しているとのこと
主演女優はベターでは駄目、ベストかゼロでないとならない
ベネチア映画祭に向けて監督はタキシードを新調した、今まではレンタルだったとのこと
上記文章ははんぷてぃのフィルターを通して出力されたものであるので実際の発言とは異なることをお断りしておく
そして上映開始
いやいや・・・当ブログ始まって以来の長文、改行と行頭がめんどいw
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